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しかし、「自炊代行」業者の行為がそれに留まるとは限りません。PDFにしたデータは、「代行」を依頼した者(以下「依頼者」と呼びます)に送ることになります。これはデジタル・データですから、複製が極めて容易です。浅田次郎さんとか弘兼憲史さんとか、人気のある作家・漫画家の場合、多くの人が「代行」を依頼するでしょう。そうした場合、業者は、いったんデータを依頼者に送った場合はいちいちデータを廃棄するのでしょうか。依頼者ごとに本を裁断し、スキャンし直してデータを取り直し、別々のデータをそれぞれの依頼者に送るのでしょうか。私には、とてもそんなことは想像できません。そんな非効率なことをしているようでは、「自炊代行」業者相互間の競争に負け、市場からの退出を余儀なくされることになるでしょう。いちどPDFにしてデータを取れば、二番目以降の依頼者には同じデータを送るのが一般的でしょう。では、二番目以降の依頼者が裁断用に送った本は、いちいち裁断するのでしょうか。データを取らないのに裁断するなどということは、まったく無駄なことです。そんな馬鹿げた、無駄なことはしない、というのが、無理のない想定でしょう。

自炊代行提訴についての雑感 —- 玉井克哉 : アゴラ - ライブドアブログ

自分の『想像』を主張しても全く意味がありません。こういう事を書くなら、キチンと事実を調査して書いてください。